萩おたから再発見
〜まち博おたから情報班〜

 

班長の塩飽さんにインタービュし、以下にまとめました。
平成22年5月6日 取材:藤山

 

◇活動目標

  萩には指定文化財をはじめ歴史的な都市景観と町並み、古くからある祭礼・慣習・町筋など数多く

  のおたからがあり、また明治維新 前後に活躍した多くの著名人も輩出しています。「まち博おたか

  ら情報班」は、これらの萩の「おたから」を再発見し、データベースの作成をおこない、また個々の

  「おたから」について、「屋根のない博物館」として展示していくことを主な活動としています。

 
◇これまでの活動内容
  平成18年度より、下記の調査と記録作成をおこないました。
  ○明治維新に活躍した人達の萩の誕生地・旧宅地と墓所・菩提寺
  ○萩三角州内の夏みかん樹と巨樹・古木めぐり
  ○城下町萩の町筋名と由来
  ○「萩おたから遺産」の情報収集
 
◇現在の活動内容

  「萩おたから遺産」の継続収集と「町筋に江戸・明治を訪ねる」をテーマとした萩城下町の現状調

  査・記録の作成に取り組んでいます。前者は平成20年からの継続で、引き続き皆様からの情報を

  お待ちしています。後者は「これからも残していきたい萩の風景」という大テーマのうち、今回は今も

  江戸・明治期の特徴を残している建物で、長屋門・虫籠窓・持ち送り・出格子・蔀戸などがある家屋

  を、町筋ごとにまとめて写真や地図で記録しようという活動です。
 
◇今後の活動

  前項の活動に続いて、屋敷門、土塀、萩らしい町筋風景や景観などに区分して取り組みたいと思っ

  ています。
  <左>長屋門   <真ん中>大壁造りと虫(むし)籠(こ)窓(まど)   <右>蔀(しとみ)戸(ど)
 
 
  <左>海鼠(なまこ)壁(かべ)   <右> 卯(う)建(だつ)